年末年始で実家に帰省した際に、姪とヘクセンハウス(所謂お菓子の家)を作ってみました。
元々モノを作るのは好きだし、子供の頃から一度作ってみたかったのもあって、半ば姪を利用した気もありますが、やっと実行に移せたかたちです。何かこういうのワクワクするんですよね。
本来はヨーロッパの文化でクリスマス前に作るものらしいですが、そこは気にしません。ロマンなので楽しめればそれで良いのです。
取り敢えず気温、湿度的にも冬場の方が都合が良いのは明らかなので、作るなら今の内ということで…。
設計方針
さて、設計方針ですが、今回はクッキーを焼いて壁を作ったり、アイシングを使ったデコレーション等本格的なお菓子づくりはパス。市販のお菓子を組み合わせ、何ちゃってヘクセンハウスを作ることにしました。
次に規模ですが、あまり大掛かりなものにすると、失敗した時に勿体ないし、手のひらサイズでは寂しすぎる。
ということで、少し大きめの皿に載る程度、20㎝四方を目安にすることにしました。
材料
壁の一枚がチョイスクッキー2枚分位で考えると、丁度良い塩梅のサイズ感になります。
これをベースに今回適当に選定した材料が以下。
チョイス 2枚
ビスコ 6個
トッポ 1袋
アルフォート 4枚
ココナッツサブレ 14枚
小枝 10本
ピコラ 5本
ウェハース 必要枚
チョコブラウニー 1個
きのこの山、たけのこの里 適当
マーブルチョコ 適当
アポロ 適当
チョコバー 1本
板チョコ 必要量
組み立て
では、組み立てに移ります。
尚、以降接着には湯煎なりレンチンなりで溶かした板チョコを使います。適当な袋に入れてコルネ的なものを用意するか、個別の小さな袋に包装されているチョコをそのまま溶かして袋の端をカットしたものでも良いです。
後者は一度に使用できる量は少ないのですが、結局すぐに固まってしまうのでむしろこれくらいの方が使い易くおすすめです。
一度穴を開けてしまったものを再度温めるのも少しやり難いですしね。
①壁の製作
長辺の壁は前述の通り、チョイスを横に2枚貼り合わせて作ります。
その向かい側の壁は窓を作りたかったので、先ずトッポを壁の長さに4本切ります。安定させる為に2本ずつ接着し、ビスコ2枚を縦にそれぞれ両端にくるように先程作った2組のトッポで挟み込みます。
すると、壁の高さが丁度チョイスの縦と同じ位になります。後は真ん中の穴にトッポでそれっぽく窓枠を作ってやればOK。
短辺の壁はアルフォートを2枚ずつ長辺を張り合わせ、上にココナッツサブレを横にして丁度良い具合に角を2箇所切断して三角形に整形したものを接着します。
②屋根の製作
屋根はココナッツサブレ3枚を長辺で接着したものを2つ作ります。
サブレは厚みがなく固定するのが難しかったのと、強度がなく直ぐに外れてしまったので、一端を小枝で補強しつつ繋げました。
③土台の製作
土台はウェハースを適当に繋げて作ります。
皿に入る大きさにしたので、今回は家を組み立てると少し窮屈な広さになってしまいました。
少し余裕を持たせた大きさにした方が良いと思います。
④家の組立て
①で作った壁を③の土台の適当な位置に立てて接着します。
角になる四隅は隙間が出来て不恰好なので、ピコラを壁と同じ長さに切って接着します。(屋根を取り付ける際に干渉しないよう、若干短めにカット)
次に短辺壁の上の斜辺に沿って②の屋根を取り付けます。ここもサブレだけでは接着が難しいので、上部の梁にピコラを使用して補強を図ります。
⑤デコレーション
窓がない側の長辺壁にチョコブラウニーとマーブルチョコで作った扉を取り付け、屋根に斜めにカットしたチョコバーの煙突を取り付けます。
あとは作る人のセンス次第ですが、今回は姪に委ねました。
やったのは以下。
・屋根にマーブルチョコやアポロやらを貼り付ける
・土台にキノコやらタケノコを生やす
雪化粧用にわた菓子も用意していたのですが、デコレーションに使う前に真っ先に食われてしまいました。
確かに最近はコロナ影響で祭り等も少なくあまり食べる機会がないのかもしれません。
完成
そんなこんなで完成したのが写真の家です。
(完成した傍から食べていい?と言われ、急いで撮ったのです)
チョコエッグが写ってますが、中身はすみっコぐらしのものです。
本当は家の中も作り込んですみっコを住まわせる気だったのですが、少し狭かったので今回は見送りました。
いろいろと次回作への妄想が膨らみます。
糖尿病の私はこのサイズの壁一枚でも食べたら怖いですが、菓子は好きなので本音を言えば丸々食べてみたい…。
そんな誘惑への抗いでした。
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